2008年09月21日

トレマリスの歌術師 2

トレマリスの歌術師 2

著者名:ケイト・コンスタブル(著)
小竹由加里(訳)
出版社:ポプラ社
出版年:2008.09
ISBN :9784591104958



第1巻で、悪の皇子サミスに打ち勝ったカロウィンたちは、諸島の歌術師として海賊達に囚われた風使いたちを解放していました。
その頃、メリツロスでは、歌術を使えるばかりに幽閉されている子供たちがいました。
偶然に出会ったヘーベンから、その子供たちの救出を頼まれ、カロウィンたちは再び冒険の旅に出ることになります。
子供たちが囚われているという蜘蛛の巣宮殿、そこにはダロウの秘密も隠されていました。

子供たちを救出し、大地を癒すという奇跡を行ったカロウィンは、歌術の力を失ってしまいます。

カロウィンのダロウへの思い、そしてダロウもまたカロウィンを思いながら、過去の痛みがそれを打ち明けることをさせません。
そんなすれ違いの二人の心の葛藤も描かれます。
さて、最後となる次巻はどんな展開になるのやら、楽しみです。
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2008年09月14日

闇の公子

闇の公子

著者名:タニス・リー(著)
浅羽莢子(訳)
出版社:早川書房
出版年:2008.09
ISBN :9784150204761



タニス・リーの『平たい地球シリーズ』の1冊目。
いよいよ復刊されたというので、早速買ってきました。
このシリーズ、ほかのは読んでいるのに、なぜかこの「闇の公子」だけは読んでなかったのです。
どこか退廃的な雰囲気の話なので、ぜひ読んでみたいと思いながら今まで時が経ってしまいました。
昨夜読み始めましたが、期待どおり。
いや、それ以上かな。
読み進めるのが楽しみ・・・
posted by jun at 08:24| Comment(2) | TrackBack(1) | 本の紹介

2008年09月07日

パワー

パワー

著者名:アーシュラK.ル・グウィン(著)
谷垣暁美(訳)
出版社:河出書房新社
出版年:2008.08
ISBN :9784309204970


「西のはての年代記」最終巻、シリーズでは一番の長編です。
幼い時に攫われ、エトラという都市国家で奴隷として生きてきた少年ガヴィア、彼は不思議な幻(ビジョン)を見る力とたぐいまれな記憶力を持っていました。
奴隷としての境遇に不審を抱くこともなく生きていた少年は、姉の死を境にエトラを逃げ出し、放浪の旅に出ます。
旅の途中で出会った人々、生まれ故郷である水郷での暮らし、自分の居場所を求めて少年の旅は続きます。
これは少年ガヴィアの成長の物語であると同時に、様々に考えさせる問題を含んでいます。
自由というのがどういうことか、男と女の生き方の相違とは・・・
今度はじっくりと考えながら読んでみたいですね。
posted by jun at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介