2008年08月31日

キリス=キリン

キリス=キリン 1

著者名:ジム・グリムズリー(著)
澤田澄江(訳)
出版社:中央公論新社
出版年:2005.04
ISBN :9784125008967


キリス=キリン 2

著者名:ジム・グリムズリー(著)
澤田澄江(訳)
出版社:中央公論新社
出版年:2005.08
ISBN :9784125009162


キリス=キリン 3

著者名:ジム・グリムズリー(著)
澤田澄江(訳)
出版社:中央公論新社
出版年:2005.12
ISBN :9784125009261



数奇な運命の星の下、少年ジェセックスは森の王キリス=キリンと出会った。
やがて、三女神から魔術の手ほどきを受け、ジェセックスはキリス=キリンのもとで魔術師として敵に立ち向かう。
一人称の語り口はちょっぴり苦手なのですが、ひと思いに読み切ってしまいました。
posted by jun at 16:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介

2008年08月21日

ベーオウルフ

今、岩波文庫の「中世イギリス英雄叙事詩〜ベーオウルフ」を読んでいます。
忍足欣四郎訳の新訳ですが、これももう初版が出てから18年も経つんですね。
サトクリフ版を読んで、いつか・・・と思いながら書店に見あたらず今になってしまいました。
でも、これがなかなか進まないんだなァ。
ここのところしばらく、児童向けのファンタジーにどっぷり浸っていた感があるので、叙事詩のというか、このベーオウルフの語り口について行けてないところがあるのですよ。

子どもの頃から神話や伝説、英雄譚といったものが好きで、いわゆるお姫様が主人公のお話はあまり好きではありませんでした。
女の子らしくないとよく言われました。
一応、シンデレラや白雪姫なども読んではいましたが・・・
今でもファンタジーが好きなのは、その頃の影響が多分に有ると思いますね。

とりあえず、この「ベーオウルフ」に挑戦です。
いつ読み終えるか分かりませんが、それぞれの節の初めに概要が書いてあるし、サトクリフ版を読んでいるので内容は頭に入ってるので、なんとか読み終えようと思います。

ベーオウルフ

著者名:忍足欣四郎(訳)
出版社:岩波書店
出版年:1990.08
ISBN :9784003227510



サトクリフ版については
旧ブログで紹介しています。
http://jun1950kk1127.hontsuna.net/article/1846573.html
posted by jun at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の想い出

2008年08月16日

書棚の組立

書架0359.jpg
部屋の床に積み上げた本を片付けようと買っておいた書棚を、ようやく組み立てました。
置くところがないので廊下の片隅に・・・

書架0363.jpg
でも、思ったほどは収まりませんね。
早くもう1本を組み立てなければ・・・・
でも、暑いしねェ。
とりあえず今日はこれまでにします。
posted by jun at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年08月10日

魔性の子

魔性の子

著者名:小野不由美(著)
出版社:新潮社
出版年:1991.09
ISBN :9784101240213



新潮文庫書き下ろしの作品ですね。
『十二国記』シリーズの番外編といったところでしょうか。
じつは『十二国記』シリーズも、今年になって初めて読んだのです。
本編シリーズと違って、こちらはホラー味が強いのではないでしょうか。
いるべきでない世界にいる、そんな高里と広瀬の二人。
しかし、その立場は天と地とほどに違っています。

高里〜『十二国記』シリーズの泰麒の、こちら側の世界での物語。

独立した物語としても読めますので、『十二国記』を読んだことのない人でも十分に楽しめると思います。
ただひたすら耐える高里に、読み進むうちに哀しみを覚えてきます。
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2008年08月09日

雨月物語

雨月物語

著者名:青山真治(著)
出版社:角川学芸出版
出版年:2006.07
ISBN :9784046210784



『雨月物語』上田秋成のこの物語を読んだのははるか昔小学生の頃、講談社の少年少女世界文学全集でした。
たしか「浅茅が宿」と「菊花の契り」「青頭巾」「夢応の鯉魚」だったかな?
外にもあったかしら?
覚えていない。

書店でこの本を見つけた時、子どもの頃に読んだ『雨月物語』の不思議な世界を思い出して手に取ってみました。
もう一度あの不思議な世界に行けるかと、読んでみることに。
原作のほうは既に記憶の彼方、不思議感だけが想い出に残っています。

哀しいまでの愛の物語。
妖かしと分かってもなお真名子を愛さずにはいられなかった豊雄、亡霊となって夫を待ち続けた宮木の愛、友との約束を守るため自ら死を選んだ赤穴の信義、「蛇性の淫」「浅茅が宿」「菊花の契り」の3編を巧みに交錯させ一つの愛の物語にしてあります。
『雨月物語』にインスパイアーされた、新しい物語といえるかもしれません。
posted by jun at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介

2008年08月02日

トレマリスの歌術師 1

トレマリスの歌術師 1

著者名:ケイト・コンスタブル(著)
浅羽莢子(訳)
小竹由加里(訳)
出版社:ポプラ社
出版年:2008.06
ISBN :9784591103432



トレマリス
三つの月が司る世界
古のころ
歌による魔法が行われていた世界

こんな世界が舞台の物語

トレマリスの国々の一つ
氷の歌術(歌による魔法)で氷壁を築き
ひっそりと暮らすアンタリス
この国の見習い巫女カルウィンが主人公

一人の少女の成長と冒険の物語ですが、自然の中に力を見いだす歌術という発想にはどこか懐かしさを感じます。
この発想は面白いですね。
今まで誰も考えつかなかったのが不思議です。
万物に霊が宿ると考えた日本古来の思想と相通じるものがあるのかも知れません。
だからというわけでもないのでしょうが、物語世界にごく自然に引き込まれていきます。
終盤近く、樹海の民であるハラサーが登場すると、一層その感が強くなります。
「すべてが変わり、すべてが動き、それでも川はつねに川でありつづける」「この世は舞であり、闘いではない」「いずれ変化のときは来ます。今も絶えず起きています。流れにまかせることです」
そんな言葉が、素直に心に響くのは日本人だからでしょうか。
posted by jun at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介