2008年07月27日

月の笛

月の笛

著者名:武鹿悦子(著)
東逸子(画)
出版社:小峰書店
出版年:2006.10
ISBN :9784338224031



タイトルと表紙絵の美しさに惹かれて手に取りました。

潮という、一人の少年の成長の物語。
それとも、千年の時を越え、一本の笛に込められた親の思い。
どこか哀しくて、そして心地よい物語。
posted by jun at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介

蒲公英草紙

蒲公英草紙

著者名:恩田陸(著)
出版社:集英社
出版年:2008.05
ISBN :9784087462944



常野物語シリーズ
「光の帝国」よりも好きかも・・・・

物語の主人公、峰子がつけていた日記が蒲公英草紙。
その峰子の子どもの頃のお話です。
どこか、優しさ、懐かしさを覚える世界が広がっています。
一人称の文体は、きっちりとして美しく、物語世界を描き出しています。
無垢な子どもが成長し、いつしか世界は変化していく。
物語の冒頭
《いつの世も、新しいものは船の漕ぎだす海原に似ているように思います。》
という言葉が暗示的です。
漕ぎだした船はいったいどこへたどり着くのでしょうか。
目的にたどり着くもの、潮に流されてしまうもの。
新しいものに限らず、人生ってそんなものなのかも知れませんね。
posted by jun at 06:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介

2008年07月24日

ハリー・ポッター

ハリー・ポッターと死の秘宝 上下巻セット

著者名:J. K. ローリング(著)
松岡 佑子(訳)
出版社:静山社
出版年:2008.07
ISBN :9784915512636



ハリ・ポタ最終巻
昨日発売でしたね。
いつも行く書店でも平棚に山積みになっていました。
アマゾンで予約していたのが昨日届いたはずなのですが、留守にしていたので今日再配達されます。
帰宅してから読むのが楽しみ??
posted by jun at 03:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2008年07月20日

ミヤマ物語

ミヤマ物語 第1部

著者名:あさのあつこ(著)
出版社:毎日新聞社
出版年:2008.06
ISBN :9784620107257



毎日小学生新聞に連載されていたもの。
懐かしいですねェ、小学生新聞。
私も子どもの頃毎日読んでいました。

あさのあつこさんは、岡山県在住の作家。
岡山県人としては気になる作家さんなのですが、これまで作品を読んだことがなかったのです。
評判になった「バッテリー」も映画は観ましたが、本のほうはまだ。
これから読んでいきたい作家さんの一人です。

ウンヌと雲濡、同じ響きを持つ二つの世界。
闇によって結ばれたこの世界をめぐる二人の少年の物語です。

厳しい身分制度に縛られたウンヌに生きるハギ、そして現代の雲濡にいじめから逃れてきた透流。
過酷な境遇の二人の少年が出会うところで第一部は終わっています。
闇の中にうごめく不思議、これからの展開が楽しみです。
あさのさんの語り口は歯切れがいいですね。
児童向けということもあるのでしょうが、簡明でスッキリとした文章は好きです。
posted by jun at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介

2008年07月19日

初めての本って?

初めて読んだ本って、いったい何だったのだろう?
物心ついた時には、かなりの数の絵本が周りにあった。
もちろん、今のような素敵な絵本ではない。
講談社の絵本。
覚えているのは、「百合若大臣」「黄金丸」「曾我兄弟」・・・くらいかなァ。
そのほかにも昔話の絵本があったような気がする。

最初は母に読んで貰っていたのだろうが、いつ、どんな本を自分で読み始めたのか記憶にない。
小学校に行くようになって、誕生日やクリスマスに本を買って貰うようになった。
いわゆる名作全集の類だ。
今から考えると意訳もいいところの本だが、「即興詩人」「三銃士」「巌窟王」などが記憶に残っている。
高学年になって、講談社の少年少女世界文学全集を買って貰うようになった。
毎月届くこの本が、私の読書のきっかけになったような気がする。
今でも30冊くらいは残っているこのシリーズ、お気に入りのものは時々取りだしては読んでいるが、なかなか素晴らしい全集だと思う。

子ども時代の本の想い出、初めての本って何だったのだろう?
すごく気になる。
posted by jun at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の想い出

2008年07月17日

ミラート年代記

ミラート年代記 1

著者名:ラルフ・イーザウ(著)
酒寄進一(訳)
出版社:あすなろ書房
出版年:2008.07
ISBN :9784751524114



「ネシャン・サーガ」の姉妹編
といっても、「ネシャン・・・・」読んでないんですよねェ。
人間を父に、古の民シリリムを母に持つ双子の王子トゥイクスとエルギルの冒険物語。
この双子が面白いんです。
一つの身体に二つの人格。
お互いに身体を譲り合って、トゥイクスになったりエルギルになったり。
結構面白くて、一気に読み終えました。
「ネシャン・サーガ」も読んでみようかなと思ったり・・・・
posted by jun at 07:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介

2008年07月14日

孤宿の人

孤宿の人 上

著者名:宮部みゆき(著)
出版社:新人物往来社
出版年:2008.05
ISBN :9784404035585


孤宿の人 下

著者名:宮部みゆき(著)
出版社:新人物往来社
出版年:2008.05
ISBN :9784404035592



宮部みゆきさんの作品は初めて読みました。
単行本が出た時から気になっていた本です。
ノベルスを書店で見かけて迷わずに買いました。

著者は
ほうという一人の少女の成長小説にしたかった
と、書いていますが、運命のおもむくままにひたすら人を信じて行きようとする少女の健気さに、思わず涙を誘われます。
posted by jun at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介

2008年07月05日

風の名前

心機一転、引っ越しました。

最近は感想を書くのが苦手になってきています。
本の紹介に終わることも多いと思いますが、時には本にまつわる思い出などもUPしていきたいと思います。

風の名前 上

著者名:パトリック・ロスファス(著)
山形浩生(訳)
出版社:白夜書房
出版年:2008.06
ISBN :9784861913938


風の名前 中

著者名:パトリック・ロスファス(著)
山形浩生(訳)
出版社:白夜書房
出版年:2008.06
ISBN :9784861913945


風の名前 下

著者名:パトリック・ロスファス(著)
山形浩生(訳)
出版社:白夜書房
出版年:2008.06
ISBN :9784861913952



昨日読み終えたばかりです。
例によって題名に惹かれて買ったもの。

「道の石亭」という宿の主人コート、かっては「無血のクォート」「王殺しのクォート」と呼ばれた伝説の秘術士の世を忍ぶ仮の姿。
なぜ彼は世を忍び姿を隠しているのか?
それはこの第一部では明らかにはされない。
彼の正体を看破した紀伝家に促され、自らの「物語」を語りはじめる。
彼の語る生い立ちの物語、それがこの第一部である。

構成はかなりしっかりしていますね。
緻密な語り口は、読むものを物語の中にグングン引き込んでいきます。
posted by jun at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介