2008年10月12日

アイルの書シリーズPart2

アイルの書シリーズ、2巻目の「銀の陽」を読み終えて、3巻目の「闇の月」もそろそろ終わりそうです。
2巻目、3巻目を読んで、今更ながらトールキンの作品を思い出しました。
エルフが西海を越えてエルウェストランドに渡るところなどは、「指輪物語」の終幕にエルロンドたちが西方の地へ渡るところを彷彿とさせるし、第一の歌のエルフと第二の歌の人間は「シルマリルリオン」のエルフと人間の関係とよく似ています。
アイルというスプリンガーの創造した世界はトールキンの中つ国に負けぬ世界だろうと思われたのです。
ケルト神話のモチーフを色濃くしながら、優しさが溢れているところは女性ならではの作品でしょうね。

銀の陽



著者名:ナンシー・スプリンガー(著)
井辻朱美(訳)
出版社:早川書房
出版年:1984.12
ISBN :9784150200701


闇の月

著者名:ナンシー・スプリンガー(著)
井辻朱美(訳)
出版社:早川書房
出版年:1985.01
ISBN :9784150200718

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2008年10月08日

お話し会の想い出

ブログ友達のしきさんのところで、読み聞かせの話題を読んで、昔、図書館の司書時代に「お話し会」をやっていたことを思い出しました。
取材に来てくれた新聞社の方が、写真をくれたことを思い出して、古いアルバムを引っ張り出してみたら、ありましたよ〜。
ウン十年前の、若い頃の私。
子供たちを前にして絵本を読んでいるところと、紙芝居を始めようとしているところ。
懐かしかったなァ。
目をキラキラと輝かせて聞き入ってくれた子供たち。
今頃はきっと、いいお父さん、お母さんになってるんでしょうね。
子供に本を読んであげてるかしら。

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クリスマスには、暗幕を閉めて部屋を暗くし、ロウソクの灯りでアンデルセンの童話を読んだことも。
もう長いこと、読み聞かせなんてやってないなァ。
もう一度やってみたい気も・・・
でも、今時の子供たち喜んでくれるかしらね。
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2008年10月07日

アイルの書シリーズ

今、ナンシー・スプリンガーの「アイルの書」シリーズを読み返しています。
初めて読んだのは、昭和59年だったかな。
ハヤカワ文庫から出版されるとすぐに読んだという記憶があります。
もう、四半世紀も前になるんですね。
そこかしこにケルト神話の香りのするファンタジーです。
今でも手に入るのかな。
ケルト神話は大好きなので、夢中になって読んだような気がしますが、今読み返してみると新鮮な感動を覚えます。
久しぶりに本格的なファンタジーを読んだという感じ。
まだ1巻を読み終えたばかりですが、しばらくこのシリーズにはまりそうです。


白い鹿

著者名:ナンシー・スプリンガー(著)
井辻朱美(訳)
出版社:早川書房
出版年:1984.10
ISBN :9784150200688

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2008年09月21日

トレマリスの歌術師 2

トレマリスの歌術師 2

著者名:ケイト・コンスタブル(著)
小竹由加里(訳)
出版社:ポプラ社
出版年:2008.09
ISBN :9784591104958



第1巻で、悪の皇子サミスに打ち勝ったカロウィンたちは、諸島の歌術師として海賊達に囚われた風使いたちを解放していました。
その頃、メリツロスでは、歌術を使えるばかりに幽閉されている子供たちがいました。
偶然に出会ったヘーベンから、その子供たちの救出を頼まれ、カロウィンたちは再び冒険の旅に出ることになります。
子供たちが囚われているという蜘蛛の巣宮殿、そこにはダロウの秘密も隠されていました。

子供たちを救出し、大地を癒すという奇跡を行ったカロウィンは、歌術の力を失ってしまいます。

カロウィンのダロウへの思い、そしてダロウもまたカロウィンを思いながら、過去の痛みがそれを打ち明けることをさせません。
そんなすれ違いの二人の心の葛藤も描かれます。
さて、最後となる次巻はどんな展開になるのやら、楽しみです。
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2008年09月14日

闇の公子

闇の公子

著者名:タニス・リー(著)
浅羽莢子(訳)
出版社:早川書房
出版年:2008.09
ISBN :9784150204761



タニス・リーの『平たい地球シリーズ』の1冊目。
いよいよ復刊されたというので、早速買ってきました。
このシリーズ、ほかのは読んでいるのに、なぜかこの「闇の公子」だけは読んでなかったのです。
どこか退廃的な雰囲気の話なので、ぜひ読んでみたいと思いながら今まで時が経ってしまいました。
昨夜読み始めましたが、期待どおり。
いや、それ以上かな。
読み進めるのが楽しみ・・・
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2008年09月07日

パワー

パワー

著者名:アーシュラK.ル・グウィン(著)
谷垣暁美(訳)
出版社:河出書房新社
出版年:2008.08
ISBN :9784309204970


「西のはての年代記」最終巻、シリーズでは一番の長編です。
幼い時に攫われ、エトラという都市国家で奴隷として生きてきた少年ガヴィア、彼は不思議な幻(ビジョン)を見る力とたぐいまれな記憶力を持っていました。
奴隷としての境遇に不審を抱くこともなく生きていた少年は、姉の死を境にエトラを逃げ出し、放浪の旅に出ます。
旅の途中で出会った人々、生まれ故郷である水郷での暮らし、自分の居場所を求めて少年の旅は続きます。
これは少年ガヴィアの成長の物語であると同時に、様々に考えさせる問題を含んでいます。
自由というのがどういうことか、男と女の生き方の相違とは・・・
今度はじっくりと考えながら読んでみたいですね。
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2008年08月31日

キリス=キリン

キリス=キリン 1

著者名:ジム・グリムズリー(著)
澤田澄江(訳)
出版社:中央公論新社
出版年:2005.04
ISBN :9784125008967


キリス=キリン 2

著者名:ジム・グリムズリー(著)
澤田澄江(訳)
出版社:中央公論新社
出版年:2005.08
ISBN :9784125009162


キリス=キリン 3

著者名:ジム・グリムズリー(著)
澤田澄江(訳)
出版社:中央公論新社
出版年:2005.12
ISBN :9784125009261



数奇な運命の星の下、少年ジェセックスは森の王キリス=キリンと出会った。
やがて、三女神から魔術の手ほどきを受け、ジェセックスはキリス=キリンのもとで魔術師として敵に立ち向かう。
一人称の語り口はちょっぴり苦手なのですが、ひと思いに読み切ってしまいました。
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2008年08月21日

ベーオウルフ

今、岩波文庫の「中世イギリス英雄叙事詩〜ベーオウルフ」を読んでいます。
忍足欣四郎訳の新訳ですが、これももう初版が出てから18年も経つんですね。
サトクリフ版を読んで、いつか・・・と思いながら書店に見あたらず今になってしまいました。
でも、これがなかなか進まないんだなァ。
ここのところしばらく、児童向けのファンタジーにどっぷり浸っていた感があるので、叙事詩のというか、このベーオウルフの語り口について行けてないところがあるのですよ。

子どもの頃から神話や伝説、英雄譚といったものが好きで、いわゆるお姫様が主人公のお話はあまり好きではありませんでした。
女の子らしくないとよく言われました。
一応、シンデレラや白雪姫なども読んではいましたが・・・
今でもファンタジーが好きなのは、その頃の影響が多分に有ると思いますね。

とりあえず、この「ベーオウルフ」に挑戦です。
いつ読み終えるか分かりませんが、それぞれの節の初めに概要が書いてあるし、サトクリフ版を読んでいるので内容は頭に入ってるので、なんとか読み終えようと思います。

ベーオウルフ

著者名:忍足欣四郎(訳)
出版社:岩波書店
出版年:1990.08
ISBN :9784003227510



サトクリフ版については
旧ブログで紹介しています。
http://jun1950kk1127.hontsuna.net/article/1846573.html
posted by jun at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の想い出

2008年08月16日

書棚の組立

書架0359.jpg
部屋の床に積み上げた本を片付けようと買っておいた書棚を、ようやく組み立てました。
置くところがないので廊下の片隅に・・・

書架0363.jpg
でも、思ったほどは収まりませんね。
早くもう1本を組み立てなければ・・・・
でも、暑いしねェ。
とりあえず今日はこれまでにします。
posted by jun at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年08月10日

魔性の子

魔性の子

著者名:小野不由美(著)
出版社:新潮社
出版年:1991.09
ISBN :9784101240213



新潮文庫書き下ろしの作品ですね。
『十二国記』シリーズの番外編といったところでしょうか。
じつは『十二国記』シリーズも、今年になって初めて読んだのです。
本編シリーズと違って、こちらはホラー味が強いのではないでしょうか。
いるべきでない世界にいる、そんな高里と広瀬の二人。
しかし、その立場は天と地とほどに違っています。

高里〜『十二国記』シリーズの泰麒の、こちら側の世界での物語。

独立した物語としても読めますので、『十二国記』を読んだことのない人でも十分に楽しめると思います。
ただひたすら耐える高里に、読み進むうちに哀しみを覚えてきます。
posted by jun at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 本の紹介